工業用廃液再生システム「MRS」


近年、多くの使用済み各種油脂が排出され、ほとんどが再利用されることなく焼却処分されています。

現在全国で100トンの使用済み油脂・水溶性油脂が排出され、そのほとんどが焼却されています。 この焼却に費やす化石燃料は75トンでCO2換算で200万トンを放出しています。

これを解決するため、多くの工場で使用済油脂・水溶性油脂を自社監理を行い、再生利用しようとする傾向が高まってきました。

弊社の「モバイル・リコンディショニングサービス」は、使用済各種油脂を再び利用していただけるレベルまで ろ過し調整するサービスです。専用の車がお伺いし浄化を現地で行います。 お客様の工数を使うこともなく、設備投資も不要です。

〈油脂類の自社再生の問題点〉
当然、再生のための設備を導入する必要があります。 そこには次のような問題点が発生します。このため、設備焼却度+運転費+メンテナンス費が加算され、 かえって費用を増加させてしまいます。

① 設備投資が必要、設備が高価。
② 工数がかかる、装置が扱いづらい。
③ 消耗品が発生。
④ 消耗品が二次産廃になる
⑤ 機器のメンテナンスが必要

 

〈MRS導入のメリット〉

使用済油脂・水溶性油脂、または浄化予定の油脂類があれば、 弊社がお伺いし、弊社の設備で浄化を現地で行います。 お客さまの工数を使うこともなく、設備投資も不要です。

新液・新油の購入コスト 廃液処分コスト>MRSサービス費用

① 設備投資 → なし
② 工数及び手間 → なし
③ 消耗品 → なし
④ 消耗品が二次産廃 → なし
⑤ フィルターメンテナンス → なし

 

〈ろ過のしくみ〉

液体に交流の荷電を与えることにより液中の不純物が振動をはじめます。
液はお互いに動きながら荷電され引き合い互いの凝集して粗大化してゆきます。
粗大化した不純物は、荷電フィルター、コアレッサー、中空糸膜をとおしてろ過されます。

弊社の使用します中空糸膜は鉱物油で0.1u、水溶性用0.02uの精度で、従来フィルターではできなかった浄化精度が確立されています。
また、水溶性液の処理に必要だった薬品によるエマルジョン除去も問題なく行えます。

 

お問い合わせ先

TEL:06-6761-0131

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